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裁かれる「選挙違反事件」! [裁判]

 

  今年の7月29日に行われた参院選の選挙運動中、運動員23名に法律上禁止された報酬(アルバイト料)を支払ったとして公職選挙法違反の罪に問われた自民党小林陣営の公設秘書だった鈴木美香被告と自民党県連職員の山口聡被告に対する初公判が、9月28日に横浜地裁でありました。

 罪状認否で両被告は起訴事実を否認し、無罪を主張しました。しかし検察側は、実際にアルバイト料をもらい、且つ被告らから「口止め」をされた当事者を証人尋問に出廷させる構えですので、かなり被告側に不利な展開が予想されます。

 何より、不利なのが分かっていたからこそ当の小林温元参院議員は議員辞職したのでしょうから、両被告はともかく、少なくとも小林元参院議員は「有罪判決」を確信しているのでしょう。だからと言う訳ではないのでしょうが、この日の傍聴席に小林元参院議員の姿はありませんでした。自民党関係者は多数詰め掛けていたにも拘らず、です。

 それにしても、親分の為に一生懸命に働いた上に刑事被告人として裁かれる運命となった公設秘書の鈴木被告は、本当に哀れです。記者には「まだ30代の女性だから」という理由で生贄(いけにえ)にされたとしか思えなかったのも事実ですが、真偽の程は今後の公判で明らかになるでしょう。

 ちなみに、次回公判以降の予定は、以下の通りです。

第2回公判 10月5日 13:00~ 証人尋問 

第3回公判 10月12日 13:00~ 証人尋問              

第4回公判 10月19日 13:00~ 証人尋問             

第5回公判 10月26日 13:00~ 証人尋問              

第6回公判 11月2日 13:00~ 証人尋問               

第7回公判 11月5日 13:00~ 証人尋問              

第8回公判 11月13日 13:00~ 被告人質問(山口被告) 

第9回公判 11月15日 10:00~ 被告人質問(鈴木被告)

第10回公判 11月27日 13:00~ 論告求刑・最終弁論

第11回公判 12月4日 13:00~ 判決


まだまだ続く、「三菱自工事件」! [裁判]


 2月7日の三菱自工事件の公判(横浜地裁)では証人尋問が行われ、山口県の山陽自動車道で欠陥車を運転して死亡した運転手の妻が証言を行いました。

 記者はたまたまこの事件の第1回公判(04年10月)を傍聴しましたが、この時に検察側が読み上げた供述調書は、その妻のものでした。「『主人を返して欲しい』と言っても、返ってくる訳ではないから、せめて同じ事を繰り返さないで欲しい」という内容のものだったと記憶していますが、三菱自工(三菱ふそう)による欠陥車騒動は、今も続いたままです。

 率直に言って、三菱に車を作る能力があるのかとうか、記者は疑念を持たざるを得ません。
 (戸塚)


村上被告が質問を! [裁判]

 1月30日に東京地裁で開かれた「証券取引法違反事件」の公判では、何と被告人である村上世彰氏が証人に質問を行うという珍事が起こりました。

 この日証人として出廷したのは、元ライブドア取締役の岡本文人氏。ライブドアによるニッポン放送株買収工作についての質疑が行われましたが、岡本氏はニッポン放送株取得について、堀江社長(当時)が「村上さんと協力すれば、過半数取れる」「村上さんとやれば間違いない」などと発言していた、と証言。村上被告と堀江被告との関係の深さを示唆しました。

 弁護側よる質問の最後、村上被告自らが岡本証人に「来て頂きまして有難うございます」と礼を述べた上で、ニッポン放送株を買い進めた経緯について質問しましたが、そもそも被告人が証人に質問する事自体、極めて異例です。
 まあ、それだけ村上被告が真剣に取り組んでいるとも言えるでしょう。しかし「組織防衛の為」とは言え、一度はインサイダー取引を自ら認めた以上、無罪判決を勝ち取るのは極めて困難な状況である事に変わりはありません。いくらお金を持っていても、”犯罪者”として社会の偏見にさらされると言うのは、流石の記者でもうらやましいとは思いません。

 ちなみに、堀江被告は逮捕以降「太ったり痩せたり、髪を延ばしたり短くしたり」と、目まぐるしく変身しているようですが、村上被告はテレビに出演していた頃と殆ど変わらない姿でした。 (戸塚)


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